日本最大級のイベント！コミケ参加の感想

年末の12月30日に開催されたコミックマーケット（通称コミケ）に初めて行ってきました。しかも作った本を売る「サークル参加」としてです。これから初めてサークル参加する人の参考になればということで、どんな感じだったか書いて行きます。

まず今回、初めてのコミケ参加を売る側として参加した理由ですが、少々紆余曲折あり「２５万人以上が参加する日本最大級のイベント、コミケに一度は行ってみたい！」→「でも、マンガやアニメには詳しくないし、ただ行っても雰囲気に圧倒されるだけで何もできずに終わりそう…」→「では、サークル参加すれば、売るという目的があるし楽しめるのでは？」というもの。

では、じゃあ何を売るかとなりますが、子供のころ「キテレツ大百科」というアニメが好きでよく見ており、そのなかでも個人的に好きだった「勉三さん」というキャラクターについて本を作ることに。

制作期間は約１年。当初は８月に開催される夏コミに参加予定でしたが、抽選に漏れてしまい制作期間が約半年増えました。結果的にスケジュールに余裕ができて、クオリティ・ボリュームも上がってよかったかもしれません（そう思いたい）。

本の作成と並行して考える必要があったのがサークルのアピールです。知名度ゼロ（かつ自分のSNSフォロワーは３人…）のサークルのため、事前に公開されるWEBカタログか、当日の初見で興味を持って買ってもらうしかないため色々方法を考えました。結果、以下５点を実施したのですが、効果あったんですかね（あったと思いたい）。

①わかりやすいサークル名・②遠くからでも目立つA1ポスタースタンド・③目を引く「人の顔」のアップを本の表紙とポスターに使用・④机の上にキャラクターポップを置いて近寄りやすい雰囲気に・⑤本の中身がわかるように、見本として何ページか机の前に貼り付け

荷物は極力少なく軽くしようと頑張ったのですが、ポスタースタンドや頒布する本が重く大きく結構移動は大変でした。本を印刷した印刷会社さんに頼めば、刷り上がった本を直接会場に届けておいてくれるので、心配性でなければそちらのほうがおすすめです。

【当日8:10】国際展示場駅でサークルメンバーのAさんと合流（自分と同じくコミケは初参加）。会場であるビッグサイトに向かいます。とにかくすごい数の人で、コミケというイベントの凄みを感じます。

【8:30】案内板に従って入場。事前に送付された「出展サークル専用通行証」を見せると「リストバンド型参加証」と引き換えられるため、それを手首に巻いて、自分のサークルスペースに向かいます。

【8:40】次は受付。机の上に置いてある参加登録封筒に必要事項を記入し、見本誌票を貼り付けた頒布物を入れ、サークル窓口のポストに提出します。色々うまくいくか心配していたのですが、運営スタッフの方々がたくさんいるので、なにかトラブルがあってもどうにかなる安心感はありました。

【8:50】受付が済んだので、隣のサークルさんに挨拶しつつ設営を開始。家でも一度組んでみたので割とスムーズに済みました（リハーサル大事ですね）。設営してみて思ったのですが、長くて重い上に５０００円くらいしたけど「A1ポスタースタンド」は買ってよかったな〜と。遠くからでも目に付くので、かなりのアピールになった気がします。

【10:30】設営が終わって少し会場内をブラブラしていると開場の時間。開場を知らせる音楽とアナウンスとともに拍手が巻き起こり、コミケに来たという実感が沸きテンション上がります「いよいよ…コミケが…始まる…！」。開場してすぐに、向かいのサークルの方が買っていただき、一冊も売れずに終わることは回避できたのでひと安心。ありがた過ぎる。